春こんに出場します!

久しぶりの更新となりました。
                                あらぶる合唱団、久しぶりに対外活動を再開します!
                                舞台は東京都合唱連盟主催の春こんです。
                                
                                【演奏曲目】
・"EL GRILLO" Josquin Desprez作曲
・"Matona mia cara" Orlando di Lasso作曲                                  ・"Amor vittorioso" Giovanni Gastoldi作曲
                                  日時は2/24(日)、14:00頃の予定です。
                                新たなメンバーを迎え、入賞目指して頑張ります!

全日本合唱コンクール
東京都大会に出場しました

課題曲はLassusの "Adorna thalamun tuum, Sion”
この曲はキリスト誕生の時を歌い上げています。
冒頭から中間部まではややホモフォニックにキリスト誕生の情景を歌い、 終盤ではポリフォニックに誕生の感動を積み重ねていきます。

自由曲1曲目はVictoriaの”Ne Timeas”
この曲は大天使ガブリエルがマリアに受胎告知する場面を描いています。
冒頭は優しく”恐れるな”と語りかけ、次第に音の動きや跳躍が大きくなり、
喜びが増していく様が表現されています。

自由曲2曲目は同じくVictoriaの”Vere Languores Nostros”
この曲は”Ne Timeas”とは対照的に、弱さ・苦しみを歌っています。
全体的にホモフォニックな部分が多く、半音の動きで苦しみを表現しています。

文京シビックの大ホールは約1800席ととても大きいのですが
響きが素晴らしく、歌声がホールに心地よく馴染んでくれました。
ホールの助けも借りて、あらぶるらしい演奏を皆様に届けることが出来ました。



全日本合唱コンクール東京都大会 詳細-------
【日時】
2017年9月18日(月)
【場所】
文京シビック大ホール
【演奏曲目】
課題曲:Adorna thalamun tuum, Sion (Orlande de Lassus)
自由曲:Ne Timeas (Tomas Luis de Victoria)
    Vere Languores Nostros (Tomas Luis de Victoria)

東京都合唱祭に出演しました

今回は、2つの日本語曲に取り組みました。

宮沢賢治の詩による混声合唱曲集 無声慟哭より
「鳥のように栗鼠のように」
「きょうのうちに」

どちらも、賢治の妹トシがこの世を去る寸前という悲痛なシーンを描きながら、
どこか暖かい兄弟愛を感じさせるような、味わい深い曲でした。
大変難曲であり、団員一同最後まで曲をものにするのに苦戦しましたが、
本番の講評では、多数のお褒めの言葉をいただき、今後の活動への励みとなりました。
また、演奏前の団紹介も、大変好評でした!
この記事を読まれている皆様も、「きょうのうちに」 あらぶる合唱団を覚えていただけたら幸いです。

次の本番は東京都コンクールです。
今回の演奏を謙虚に見直し、更に良いものを追求出来るよう、団員一同精進して参ります。
東京都合唱祭 詳細-------
【日時】
2017年7月2日(日)
【場所】
新宿文化センター 大ホール
【演奏曲目】
林光作曲、宮沢賢治詩の「無声慟哭」より
・鳥のように栗鼠のように
・きょうのうちに

八王子にて2回目の合宿を行いました

2016年12月10日(土)~11日(日) 東京都八王子市にて合宿を行いました。
東京春のコーラスコンテストで演奏する曲を練習しました。

今回も朝から晩までみっちり練習しました。
夜は部屋で呑みながら、団員それぞれが好きな合唱曲の音源を聴き合いました。
「この曲いいね!」「歌いたいね!」などなど、、、大変盛り上がりました!

全日本合唱コンクール
東京都大会に出場しました

課題曲はMonteverdiの"Che se tu se'il cor mio"
この曲は愛、悲しみ、喜び、怒り、風刺など世俗的なテーマを歌ったマドリガーレです。
前半部分はホモフォニー、そして後半のポリフォニーでは不協和音と半音階を使用した劇的な表現が特徴です。

自由曲1曲目はGuerreroの"Ave regina caelorum"
この曲は一日の終りに歌われる祈りの音楽です。
絶望、あこがれ、よろこびなど、音楽に多様な表情を与えることをに長けていたGuerrero。
各声部の美しい旋律が重なりが印象に残る作品です。

自由曲2曲目はGesualdoの"Ave, dulcissima Maria"
"妻殺しの作曲家"と知られる特異の作曲家、Gesualdo。
様々な受難が襲い掛かってきた彼の心を和らげるものは音楽だったのではないでしょうか。
聖母マリアを讃えるこの曲は、
Gesualdoの作曲した教会音楽の中でも特別に美しく響くと言われています。



全日本合唱コンクール東京都大会 詳細-------
【日時】
2016年9月19日(月)
【場所】
文京シビックホール
【演奏曲目】
課題曲:Che se tu se'il cor mio (Giovanni Battista Guarini 詩/Claudio Monteverdi 曲)
自由曲:Ave regina caelorum (Francisco Guerrero)
    Ave, dulcissima Maria (Carlo Gesualdo)

初合宿を行いました

2016年8月27日(土)~28日(日) 山梨県富士河口湖町にて初合宿を行いました。
全日本合唱コンクール東京都大会で演奏する課題曲、自由曲を練習しました。

一泊二日、朝から晩まで時間をかけて練習し、夜は遅くまで部屋で呑みました。
じっくり歌い、語り合うことで親睦も深まったように思います。

東京都合唱祭に出演しました

合唱祭では、激動の宗教改革時代のイギリスの2人の作曲家の曲を取り上げました。

一人目が師匠のThomas Tallis、2人目が弟子のWilliam Byrdです。
当時のイギリスは、国王が変わる度に国教が入れ替わり、民衆が政治に翻弄される日々でした。 2人ともカトリックを貫きましたが、Tallisは国教会向けに英語の宗教曲を数曲書いた一方、 Byrdは生涯英語の宗教曲を書くことはありませんでした。

1曲目は、Tallisの英語曲、"If ye love me"
ヨハネの福音書の一節を取り上げた曲で、イエスが十字架にかけられる前に弟子たちに言葉を残す場面を描いており、
愛に満ちた豊かな響きが特徴的な一曲です。

2曲目は、Byrdが62歳の頃に書いた"Ave verum corpus"
Ave verum corpusというと、モーツァルトによる暖かな響きの一曲が有名ですが、
Byrdは短調の衝撃的なイントロで始めます。
テキストの中に「我らの臨終の試練をあらかじめ知らせ給え」という言葉が出てきますが、
既にイギリス国教会が支配的な地位を占める中、62歳を迎えたbyrdがどのような心持でこの一節を書いたのか・・
そして、本来のテキストにByrdはさらなる一節を加えます。"Miserere mei, Deus"(我を憐み給え、主よ)と。

初ステージということで、団員一同、大変緊張しておりましたが、
自分たちらしい演奏ができたと思っております。

東京都合唱祭 詳細-------
【日時】
2016年7月10日(日)
【場所】
新宿文化センター 大ホール
【演奏曲目】
If ye love me (Thomas Tallis)
Ave verum corpus (William Byrd)

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